肉体調節にはランニング!ウルトラマラソンランナーのスコット・ジュレクのヘリオセントリックホロスコープ読み

占星術

グルジェフは「上位の次元は完成している。それを受け取れないのは低次な次元の問題だ」と言っている。

よって皆さん、ウルトラマラソン( 42.195km以上走るレース。 実際には50マイルや100マイル=161km、150マイル=241kmなどなど)を走って低次な物質人間を調節しましょう。

肉体が活性化する、グルジェフの定義で言うH24状態になると、肉体につられて思考や感情の振動密度も上昇し、疑問の答え、アイディアはでるし、誰かを恨み続けたまま走ることはできない。

うつ病にだって薬よりランニングの方が効果的だというエビデンスがあるけれど、医者は金儲けのため薬を出して、一銭にもならないランニングを勧めることはない。

疑問をもって誰かに答えを求める姿勢はH48であのるで、そんな場合はとりあえず1時間走って考えるか、瞑想しながら考えて、それでも答えがでないなら、誰かに質問すればいい。まあほとんどの疑問は解決すると思うけど。

で今回の記事はウルトラマラソンランナーのスコット・ジュレクのヘリオのホロスコープを著書「EAT&RUN」を引用しながら読んでみます。

ウルトラマラソンランナーのスコット・ジュレクのヘリオセントリックホロスコープ読み

これがスコット・ジュレクさんのヘリオセントリックホロスコープ。

ランニング哲学、さらにヴィーガンなどの人生哲学を作り上げる牡牛座3度の火星と、牡牛座4度の地球ポイント

100km以上を連続で走るためには、何が必要だろうか?身体訓練はもちろんだが、そこに精神性や感情面、さらには生活全体を支配する生きる上での哲学なども要求されそうだ。だって100kmはつらいよ。

彼のヘリオセントリックチャートでは、火星が牡牛座3度「クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる」、地球ポイントは牡牛座4度「虹にある金の壷」でコンジャンクションだ。

地球ポイントに運動や枠を広げる火星が合なのも、ランニングにもちろん関係があるだろう。

牡牛座は思考感覚を表し、3度という度数の意味は創造で、4度は定着だ。タロットで言う3の女帝と4の皇帝。

で3度の「クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる」だけであれば、アイディアがあっても定着はしない。画家が次々と異なる作品を書くようなもの。

ここに4度の「虹にある金の壷」があることで、3度の様々なアイディアは反復運動のランニングやヴィーガンなどの生活全体に定着することができる。

「そこで、ランス・アームストロングや他の自転車選手たちが極めたテクニックを習得することに集中した。上りのコツは力任せに無理やり登るのではなく、ターンオーバー、つまり回転数だった。中略
 上りでは歩幅を短くすることによって、1分間180歩という理想的な足の回転数を維持することができた。下りでは、歩幅を長くしつつ軽いステップを保つことで、同じ1分間180歩の回転ペースを維持した。」

1分間あたり180歩というのが運動中にアイディアを発見し(3度)、完璧に定着させる4度の連結のように思える。

「全身ランニング」という数少ないランニング技術の本を熟読することで、体の動きと姿勢や安定性、体幹力の関係について勉強した。疲れた足を動かすには、強い上半身と腕を使うのが効果的だということに気づいて、ジムに通って上半身の運動も始めた。ピラティスを試してみたり、柔軟性と体への意識や集中力を高めるためにヨガをやったりもした。いろいろな呼吸法も試してみた。「癒す心、治る力」を読んだことで、意識的な深呼吸には体を自己修復させる効果があることは分かっていた。そしてヨガを通して、体だけではなく、精神と心にも良いプラナヤマ呼吸法(生命力を拡張する呼吸)も覚えた。ジョン・ドゥイリアードが書いた「体と心とスポーツ」では、口ではなく鼻から呼吸をした方が、心拍数を下げ脳が活発になると知った。ヨガの指導者は「鼻は呼吸するためにあって、口は食べるためにあるのだ」という。

で、実際鼻呼吸でランニングするらしい。これは知らなかった。私も鼻呼吸でランニングを開始。

石川弘樹さんが日本語版解説を書いているが、 一緒にレースやトレーニングを走っていて、 特に辛い 局面の時に彼は私に頑張れという意味もあるのであろう「 武士道 」と声をかけてくる 。

この「武士道」という掛け声だけで、彼が肉体だけではなく、精神的な何かも含めて競技、生活しているのが見てとれる。

「ウルトラランナーにとって何より大事なのは気持ちの強さなのに。」だそうだ。

木星は未来ビジョンの水瓶座15度「フェンスの上にとまっている2羽のラブバード」

ウルトラランナーにとって何より大事なのが気持ちの強さ、だそうだが、ジュレクさんは木星が水瓶座15度「フェンスの上にとまっている2羽のラブバード」である。

人は持っていないもののために毎日働いたり、だってお金をいっぱい持っていない、もしお金が腐るほどあれば仕事を辞めて、また別の何かを追い求めるわけだが、その未来ビジョンの頂点度数である水瓶座15度に木星がある。牡牛座は過去の資産で、水瓶座は未来の資産。

彼がウルトラマラソンで諦めずに??何度も優勝を経験するのは、この木星の未来ビジョンが後押ししているのではないだろうか。

薄い全方向の可能性の中からアイディアを引っ張り出す魚座5度の水星「教会のバザー」

水星は魚座5度「教会のバザー」。ジオセントリックで読むなら魚座は霊主体従だから、大谷のバットみたいにバットが主人じゃなくて、大谷が使ったら価値があるのだと説明できる。

がヘリオセントリックではすべてが雲の上、霊的のようなものなので、霊主体従では説明できない。

魚座は最後のまとめのサインなので、魚座1度の「公共の市場」では牡羊座から水瓶座の要素をすべて集める。魚座4度「狭い半島での交通」では、世界の隅々まで要素を浸透させる。

そして5度の「教会のバザー」だが、ここではランニングに必要な要素はどんなものでも発掘するのではないか。牡牛座5度の「開いた墓の前にいる未亡人」のように。

5角形には黄金比が含まれるので、薄い霧、もやのようなものの中からでさえランニングや肉体、生活面に関するアイディアを引っ張ってこれたのでは。

楽しい楽しいウルトラマラソン発表会、魚座11度「光を探している男たち」の金星と双子座30度「海岸にいる水着の美女」の土星

文章長いかもなので、再掲。

アイディアを引っ張り出す魚座5度の水星と、魚座11度の金星が合になっている。

魚座11度から15度はエソテリックな小社会を表し、11度「光を探している男たち」がその門であるなら、ウルトラマラソンがその門になる。そして金星なのでウルトラマラソンは楽しい(笑)

ウルトラマラソンは運動であって、エソテリックではないじゃないかという声が聞こえそうだが、

「自分が選んだこの競技では長時間続く苦痛がつきもので、それに耐える能力に応じて敬意が払われるという稀有な男女の集団に僕は属している。僕や周りのウルトラランナーにとっては、幻覚を見たり、嘔吐したりするのは、草野球でスライディングする程度のことだ。50マイルや100マイル以上走る人にとっては、擦傷や黒くなった足の爪、脱水症など通過儀礼にすぎない。」

「ウルトラランナーは朝日とともに出発し、 太陽が沈んで月が出て、さらに朝日 、夕日、月の出と繰り返される中をずっと走り続ける。疲れすぎて転んだり、痛みのあまり身をよじることもある。それでも、足場が悪いトレイルを楽々と駆け抜けたり、自分の中に存在していることすら知らなかった新たな力を引き出して、1000mの登りを難なく走ってしまうこともある。あざだらけ、傷だらけになって走るわけだけれど、実はとてもシンプルなことだ。走れなくなるまで走り続け、限界だと思ったらもっと走る。そしてどこからか新たな力と意志を探し出して、さらに速く走ることだ。」

「ウルトラマラソンでは山猫に襲われたり崖から落ちないように注意したり、ニヤッと笑いかける岩や話しかけてくる木々(よく幻覚で見るから)と会話をする時間を除けば、考える時間だけはたっぷりある。」

以上を読んでもウルトラマラソンが運動というなら、もう私とあなたは分かり合えない。

土星は双子座30度「海岸にいる水着の美女」である。牡羊座から双子座は個人の育成、蟹座から乙女座は集団の中での個人の調整、天秤座以降は社会での関りとなるが、土星が個人の育成の最後の度数である双子座30度にあるのは面白い。

もちろんそのお披露目場所がウルトラマラソンであり、今回完成させた水着はどうかとチェックするのだろう。そして更なる高みえと邁進していく。

ゾーン、ヴィジョンを追い求める天秤座24度「蝶の左側にある三番目の羽」の天王星と射手座7度「ドアをノックするキューピット」の海王星

天王星のある天秤座24度「蝶の左側にある三番目の羽」は、異次元が食い込んでくる度数だ。

ここが身近な水星や金星、月などならば日常的に異次元が食い込んでくるかもしれない。しかし天王星なので約84年に1回とは言わないまでも、回数は少なくなるし、ウルトラマラソンのような土星を打ち壊す天王星的なもので、異次元、ゾーンを体験するのかもしれない。

「アスリートとして運がいい人なら、この感覚を経験しているかもしれない。それは「ゾーンに入る」状態、あるいは予期せぬ瞬間に突然生まれる禅的な「悟り」で、しばしば体を限界まで追い込み続けた時に現れる。あるアメフトのランニングバックの選手は、そのゾーンに入ると試合がスローモーションで展開し、 敵のプレイヤーを避けながら走っているとき、周りでまるで漫画のようにのろのろと動いて見えると説明をしていた。 中略
宇宙に吸い込まれる感覚になるとか、道路際に生えている雑草に人生の全てが凝縮して見えると言うランナーたちもいる。僕が幸運にもその感覚を経験するのは、レースの負荷や勝利へのプレッシャーや痛みがもう耐えきれないレベルに達してしまった瞬間だ。すると、自分の中で何かが変わる。痛みよりももっと大きなものが自分の中に見つかる。そして、一切頑張らなくても楽に走れる感覚になる。」

「それでも、最も勝負に厳しいウルトラランナーたちでさえ、自分を超えるためにいろいろなことを犠牲にするという同じ目標を共有することで、お互いが深い絆で結ばれる。誰もが自分のベストパフォーマンスを発揮できる「ゾーン」を目標にしているからだ。もう無理だと思っても、そのまま続けられる瞬間。僕らはその瞬間を知ってしまい、その滅多にない瞬間を手にするにはどんな苦しみに耐えなければならないかも知っている。ウルトラランナーは競技を長く続けるほど、 このスポーツを愛し、他のウルトラランナーを愛し、そして人類全体を愛するようになる。誰もがこの辛い世界で自分が存在する意味を探している。ウルトラランナーはまさにそれを凝縮した時間を体験する。」

「最後には、このような怪我に感謝するべきだと自分に言い聞かせ、そもそもウルトラマラソンをなぜ走っているかを思い出した。最高記録を出すためではなく、単純に物理的な楽しみのためでもない。もっと深くにある何かのためだった。100マイルを走るのは、体が壊れ、精神が破壊される寸前まで追い込むことで、意識が変容状態に入れる領域に辿り着くためだ。もっとクリアに世界を見るためだ。僕のヨガの先生が言うように「怪我は最高の先生なのだ 」。ウルトラマラソンを走る人々の多くは、 精神安定剤を摂るのと同じ理由で走っていると思う。もちろん、走ることによって得られる友情や達成感や自然を身近に感じることが重要じゃないと言っているわけではないけれど、遠くへと長く走れば走るほど、僕は自分が追いかけているのが精神的な状態ー決してなくならないと思っていた心配事も消え、時を超越した美しい宇宙と今という瞬間が鮮明に見えてくる状態ーだったんだと気づく。こうしたヴィジョンを得るため走り始める人はあまりいないと思う。少なくとも自分はそうじゃなかった。でもウルトラランニングをある程度真剣にやっている人なら、きっとそこに行ったことがあるはずだ。」

海王星もヴィジョンを表す天体だ。海王星は射手座7度「ドアをノックするキューピット」で、射手座は運動感覚を表す。そして7度の意味はまだ見ぬ8点目、目標のために、ずっと走り続ける戦車でもある。

ちょっとやそっとノックしただけでは表れないキューピット、天使が走り続ければ見えてくるのかもしれない。

仙人になるにはヴィーガンか?

松村潔先生にならって恒星探索などをやってる人の目標は仙人になることだと思う。

実際松村先生は現在菜食のようだし、ウルトラランナーのスコット・ジュレクさんはヴィーガンの方が身体の調子はいいと言う。

「僕は健康的な食事をすればするほど、速く強くなっていった。不健康な人たちが、でんぷんが多く質の悪い食事をとっているのは単なる偶然だろうか?もしバランスの取れた食事がアスリートを速くするなら、質の悪い食事が人を病気にするのではないだろうか?僕の答えはイエスだ。アメリカ人のほぼ10%が糖尿病に罹っいて、かつてなら子供が罹ることのなかった2型糖尿病の患者が増えている。成人にとっては脳卒中 や心臓病を引き起こす可能性が高まるのはもちろん、腎不全、失明、手足の切断など多くの合併症をもたらしている。わが国の三大死因は、心臓病、癌、それに 脳卒中だが、すべて西欧流の標準的な食事に深く関わっている。動物性食品と精製された炭水化物、それに加工食品がそれだ。」

「翌年の夏、菜食を増やし肉類を減らしたうえで、3度目の挑戦にして初めてヴォイアジャーで優勝した。去年以上にがむしゃらに走ったわけではない。僕は正しかった。あれ以上がむしゃらに走るのは無理だ。でも僕はもっと大切なものを学んでいた。より賢く走り、より賢く食べ、より賢く生きることができた。他の選手が立ち止まる時に、僕はそのまま走り続けることができた。脚も肺も調子がいいことは分かっていた。今や僕は、ただのランナーではなく競技者となった。それに、食生活を特別に意識する人間になった。この新たな発見した秘密を使えば、どれだけのレースに勝てるだろう?」

ヴィーガンでありながら、食べる量が増え、体重が落ち、筋肉量が増えた。レースとレースのあいだや、トレーニングの間の回復時間も短くなった。50マイルのレースに出ても、もう筋肉痛にならなかった。毎日、起きる度にエネルギーがみなぎっていた。フルーツを食べるとより甘く、野菜は歯ごたえがあってさらに味わい深く感じた。朝起きて短いランに出かけ、それから8〜10時間働きそれから夕方には10〜20マイルまた走っていた。 集中力も日に日に高くなっている気がした。僕はランニングを極めるために、さらに言うと、食べ方や生き方を極めるために、色々な本読んで、できるだけ健康的で自然な生活を送ろうとした。

血液に自我が宿るというのはシュタイナーだが、霞を食べる仙人やウルトラランナーが肉食を避けるのは、自分の自我に動物の自我が混じるのを避けたいからではないか。

瞑想中やランニング中に動物が話しかけてきたら集中できないのは確かだし、ひらめきや恒星に帰るにも澄んだ自我の方がいいに決まっている。

ランニングについてのアドバイス

彼は理学療法士でもあるので本書では科学的なトレーニングや臓器のエネルギー生成などの記述も見られ、人体に大変詳しいようす。

これからランニングを始める人がいるのであれば、以下が彼からの助言になるだろう。

「ランナーが最もよく犯す間違いは、ストライドが大きくなり過ぎることだ。 ゆっくりした大きな歩幅で、踏み足をはるか前に突き出し、踵から着地する。こうすると接地時間が長くなり、踵が着地の瞬間に地面を強く打ち、関節に大きな衝撃を与える。ストライド率が85から90になるようトレーニングすることが、この問題を解消する最も近道だ。短く軽く素早いステップが、着地の衝撃を軽減して長く安全に走り続ける秘訣だ。そうすることでもっと効率的に走れるようにもなる。」

「フォアフット着地が踵着地よりも効率的なことに疑いの余地はない。アキレス腱の弾性と足底のアーチを使って体が沈み込む力を前進運動へと変換するから、着地時にエネルギーのロスは少なくて済む。クッション性のあるシューズを履くと、踵着地になることで関節や腱の怪我にもつながる可能性があるけれど、 ベアフットランナーなら自然とフォアフット着地になるのでそれを防ぐことも分かっている。中略 
大切なのは、足のどの部分で着地するかではなく、どこに着地するかだ。体の重心の真下かそのやや前で着手するのがいい。もし足の回転が早く重心の真下に着地するなら、たとえ踵着地でも激しく地面に叩きつけるような走りにはならないだろう。」

「長く速く効率よく走るためには、正しい姿勢で走らなければならない。肩を後ろに張り、腕は肘のところで45度に曲げる。腕は自由に振っていいけれど、体を左右に2等分する架空の垂直線を超えないようにする。これで胸が開き、呼吸が楽になってバランスが良くなる。前屈みの姿勢で腰は立てる。頭からつま先まで棒が通っていると想像しよう。その棒が地面から心持ち前傾するように保ち、骨盤はまっすぐに。全身がうまく使えると、重力を利用した走りができる。ランニングがコントロールの効いた落下だということを忘れてはいけない」

大量生産される身体のH24、外のランニングとランニングマシンの違い

現在ランニングを再開して1年だが、外が熱いのでジムに行き始め、ランニングマシンでもう少し、もう少しとスピードを上げたら、膝をやってしまった私である。

しかし身体のH24生成にはランニングが最適だと思うので、って他にどうやって身体のH24を生成するのか謎である。小食と運動以外にないんじゃないか。座って事務作業して身体のH24生成しましたは考えられない。

クンダリニをあげるために骨盤底筋の締め上げ、イメージを使う、呼吸法があるので、これもH24生成(クンダリニはH12)に役立ちそうだが、まあランニングが簡単に、大量にH24を生成するのは確か。

外を走っているときにはわからなかったけど、ランニングマシン中に食事成分が上昇していくのがわかる。

外を走るのは景色が変わって楽しいが、ランニングマシンは何も変わらず単調で退屈、走るリズムすら変えられない。だから身体内部を観察するのはランニングマシンがよくて、外のランニングはやはり地形や何やらに注意が分散されます。

最後になんか感動したジュレクの言葉。

食べることも走ることも、ごくありふれたシンプルな活動だ。でも神聖な活動でもある。至福を求める巡礼者たちは、水を汲んで木を切る。どれもシンプルだ。でも気持ちを込めて気を配りながら行い、 今このときを大事にして謙虚になって行えば、こうしたシンプルな活動が超越への道につながる。自分よりはるかに大きい何かへと続く道を照らしてくれる。