今の肉体に閉じ込められた人間は、いつできたのか?
周りの人の気持ちが理解できず、自分の利益、自我に凝り固まって、孤独という名の恐怖に怯える。
半人半獣のサジタリウスや神、ペガススやユニコーン、妖精、それと人間のようなものが住む世界が昔はあったと思う。ここに現在の地球的な争いはない。
この世界を現代の人間は理想郷として想い描き、名をシャンバラと呼ぶ。
松村潔先生の「サイトの雑記:三年分くらいあります」2015年6月28日に以下の記述があるそう。
「ゼータ・レティクル人は、レティクル座から、エリダヌス川を鮭のように川登りして、オリオンの近くで、エササニ星人になった。
レティクル座星人と地球人のハイブリッドが、エササニのバシャールですが、 2015年から、そろそろ地球に住む計画になっています。
たぶん青梅あたりからはじめるのでは。」
エリダヌス座には恒星アケルナルがあり、レチクル座の近くには大マゼラン雲という銀河も。あのマゼラン海峡を発見した大航海時代のフェルディナンド・マゼランと同じ名前なので、冒険好きの銀河かも。
現在の北極星はこぐま座のポラリス。ギリシャ神話では、「おおぐま座」と「こぐま座」は親子の星座。どちらも、元は人間だったものが、クマに変身させられて天に上げられたそう。
そしてこのへんの神話が面白いです。
なので面白い神話のところを、私がwikiより抜粋しました。羅列の引用文。わかる人にはわかる情報では。
目次
パエトーン
ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌスの『神話集』は太陽神ヘーリオスとオーケアノスの娘クリュメネーの子で、ヘーリアデスと兄弟とするが、オウィディウスの『変身物語』はアポローンの子とする。
天体名として挙げられることもある。マルクス・トゥッリウス・キケロ『神々の本性について』は12年で天球を一周する惑星としてパエトーンを挙げており、明らかに木星を指している。またヒュギーヌス『天文詩』はエラトステネスの説として、土星をパエトーンと呼ぶとする。アリストテレス『メテオロロギア』はピタゴラス教団の説として、パエトーンは地上に落ちた星であり、天の川が落下の痕跡であるとする。
また、地上に大災害をもたらした原因として語られることがある。『神話集』はパエトーンが墜落したため、地上に大火事が起き、これを消し止めるためにゼウスが川の水を氾濫させたことによってデウカリオーンの大洪水が起きたとする。また、『ティマイオス』はパエトーンの墜落は、過去に起きた大火災の記録であるとする。
太陽神アポローン(ヘーリオス)の息子であるパエトーンは、友人のエパポス達からアポローンの息子であることを強く疑われたため、自分が太陽神の息子であることを証明しようと東の果ての宮殿に赴き、父に願って太陽の戦車を操縦した。しかし、御すのが難しい太陽の戦車はたちまち暴走し、地上のあちこちに大火災を発生させた。このときリビュア(後のマグリブ)は干上がって砂漠となり、エチオピア人の肌は焼かれて黒くなった。世界の川はことごとく干上がり、オーケアノスもむき出しとなり、ネプトゥーヌスの眷属であるイルカやアザラシは屍を晒した。地を火の海とされた豊穣の女神ケレースは最高神ユーピテルに助けを求めた。ユーピテルは暴走する太陽を止めるためにやむなく雷霆を投じてパエトーンを撃ち殺した。
パエトーンの死体はエーリダノス川(ポー川)に落ちた。パエトーンの姉妹のヘーリアデスたちは悲嘆のあまり樹木に変身した。母のクリュメネーも悲嘆に絶えず、その樹木をかきむしったところ、垂れた樹液はコハクとなった。
トレミーの48星座の内の1つであるエリダヌス座はこの物語に取材している。
エーリダノス
エーリダノス(古代ギリシア語: Ἠριδανός, Eridanos)は、ギリシア神話の伝説的な川。 大洋神オーケアノスとテーテュースの子とされている。 エーリダノスは世界の極北あるいは西域を流れていて、河口にはエーレクトリデス(琥珀)諸島があると考えられていた。のちに、地理の知識が広がると主としてポー川やまたはローヌ川といった実在の河川と同一視されるようになった。 なお、ギリシャのアテネ、ケラメイコス地区にはエリダノス川 (アテネ)がある。
星座エリダヌス座にまつわる神話において、パエトーンが墜死した川がエーリダノスだとされる。
パエトーンの墜落
ヘーリオスとクリュメネーの息子パエトーンは、父から無理に許しを得て太陽神の戦車に乗ったが、御すことができず、天の道を外れた太陽の火が地を焼き払いそうになった。このため、ゼウスが雷霆で戦車を撃ち落とし、パエトーンはエーリダノス川に墜落して死んだ。彼の姉妹たちは嘆き悲しんでポプラの木となり、流した涙は固まって琥珀となった。
また、ヒュギーヌス(紀元前1世紀ごろ)は次のような異説を伝えている。パエトーンが密かに父の戦車に乗ったところ、地上からあまりにも高く昇ったので、恐怖のためエーリダノス川に落ちた。これをゼウスが雷霆で撃ち、あらゆるものが燃え始めた。ゼウスはこの際に人間を滅ぼそうと思い、火を消すふりをして至るところで川を氾濫させたので、デウカリオーンとその妻ピュラーを除く人類が滅んだ
デウカリオーン
デウカリオーン(古希: Δευκαλίων、Deukaliōn, ラテン語: Deucalion)は、ギリシア神話の登場人物である。プロメーテウスとクリュメネー、プロノエー、ヘーシオネー、あるいはパンドーラーとの息子で、プティーアーの王。デウカリオーンの妻ピュラーは、プロメーテウスの兄弟エピメーテウスとパンドーラーの娘である。
「デウカリオーンの洪水」で知られる。世界中の神話や伝説に共通して見られる大規模な大洪水伝説は、紀元前3000年ごろのメソポタミアで起こった大洪水の記録であるとする説が有力である。デウカリオーンの大洪水神話は、この記録と、ギリシアで起こった大洪水の伝承とが重なったものと考えられている。
また、ギリシア神話には本項で述べるデウカリオーン以外に、クレータ島の王ミーノースの子でイードメネウスの父となったデウカリオーンが、別人として登場する。
ピュラー
ピュラー(古代ギリシア語:ΠύρραまたはΠύῤῥα、Pyrrha、ピュッラー)は、ギリシア神話に登場する女性である。エピメーテウスとパンドーラーの娘で、デウカリオーンの妻である。彼女は、デウカリオーンと共に、「青銅の時代」を終焉させた大洪水を生き伸びた人間として知られる。ピュラーとはギリシア語で、「赤い髪の女」の意味である。
大洪水
「青銅時代」の人間が驕慢であったため、ゼウスはこれらの人々を滅ぼすことを考え、大洪水を起こすことを決めた。ティーターンの一族でもあったプロメーテウスはこれを知り、甥のデウカリオーンに忠告を与えた。こうしてデウカリオーンは箱船を建造し、必要な物品を積み込んで、妻ピュラーと共に乗り込んだ。
やがて雨が車輪のように天より地上に降り、またゼウスの依頼に応じてポセイドーンは泉を溢れさせたため、河川は氾濫し、田畑も家屋も城壁も社も何もかもが水の底に沈んだ。人も家畜も溺れ死に、あるいは餓死した。しかしデウカリオーンとピュラーの乗った箱船は水の上に浮かび、九日九夜のあいだ水の上を漂った後、ポーキス州とボイオーティア州の境界近く、パルナッソス山の二つの峰の場所で止まった。
テミスの託宣
ゼウスは天よりこの様子を眺めていたが、正しい男女一組だけが残ったことを確認した後、雨雲を払い、青空を示した。他方、アポロドーロスは、二人以外にも高山に登り難を避けた者が少数いたと述べている。天候が回復し、地上を覆っていた水が引いたことを知った二人は箱船より降り、ゼウスに感謝して捧げものをした。また、パルナッソスの南麓に託宣所を持っていた女神テミスにも感謝して祈った。
二人は、世界中に自分たち二人しか人間がいなくなったことを哀しみ、テミスにこの哀しみを訴えた。女神は答え、「爾らの大いなる母の骨を、歩みつつ背後に投げよ」と答えた。二人はこの託宣に驚き畏怖したが、デウカリオーンは女神が悪しきことを述べることはないはずで、「大いなる母の骨」とは「大地を造る岩」のことに違いないとピュラーに語った。こうして二人は、歩みつつ、地上に落ちていた石を拾って背後に投げて行った
石よりの人類の再生
デウカリオーンの投げた石からは男が生まれ、ピュラーの投げた石からは女が生まれた。こうして再び地上には、人類の族が満たされることになった。
他方、アポロドーロスは、テミス女神の神託には言及せず、ゼウスが派遣したヘルメースが、望みを述べれば叶えようと言ったので、二人は人類の再生を望んだと述べている。この願いを聞いて、ゼウスは石を背後に投げることを二人に教え、こうして新しい人類の族が生まれた。
オーケアノス
オーケアノス(古希: Ωκεανός, Ōkeanos)は、ギリシア神話に登場する海神である。ティーターンの一族に属し、特に外洋の海流を神格化したものである。 ラテン語では、「Oceanus、オケアヌス」。日本語では長母音を省略してオケアノスとも呼ぶ。女神テテュスとの間に,3000の河川、3000の娘(ギリシア神話の水のニンフたち、オケアニデス)をもうけたとされる。
謀略を嫌う性格とされ、クロノスがウーラノスから王位を奪った時には、ティーターンの中でも、謀議に加わらなかったという。また、ティーターノマキアーの際にも、娘のステュクスに対し、いち早くゼウスに降伏するよう勧めた。
テーテュース
ウーラノスとガイアの娘で、ティーターン神族の1人。オーケアノス、コイオス、クレイオス、ヒュペリーオーン、イーアペトス、クロノス、テイアー、レアー、テミス、ムネーモシュネー、ポイベーと兄弟。またオーケアノスの妻で、3,000人の河神の息子と、オーケアニデスと総称される3,000人の海や泉、地下水の女神の母である。
ホメーロスによれば彼女の住まいは大地の果てにあるとされる。またテーテュースとオーケアノスはヘーラーをクロノスから匿って育てたが、オーケアノスと喧嘩をして以来、両者は離れて暮らしているといわれる。ヒュギーヌスもテーテュースをヘーラーの乳母と呼んでいる。ヒュギーヌスによると星座になったカリストー(おおぐま座)が海に沈むのを禁じたのはテーテュースである。
カリストー
カリストーあるいはカッリストー(古希: Καλλιστώ, Kallistō)は、ギリシア神話に登場するニュンペーである。アルカディア王リュカーオーンの娘で、ゼウスとの間にアルカスを生んだ。
カリストーはその名の通りのとても美しい乙女だったが、身を飾ることや色恋にはまるで興味を示さず、アルテミスの従者として処女を誓い、狩りに明け暮れる生活をしていた。
しかしある日、その美しさゆえにゼウスに見初められる。よく知られた伝によれば、ゼウスはアルテミスの姿を借りることで男性への警戒心の強いカリストーに近づき、思いを遂げた。彼女は男と交わったことがアルテミスに知れるのを恐れてこのことをずっと隠していた。だが何ヶ月も経ったある日、狩りの最中にアルテミス達と沐浴をすることとなり、彼女も仲間入りを強要される。彼女はゼウスの子どもを身ごもっており、衣服を脱いだためにそれを知られてしまった。その結果、純潔を尊ぶアルテミスの怒りにより、あるいはゼウスの妃のヘーラーの嫉妬によって、恐ろしい呪いを受けることになる。哀れみを乞うカリストーの真っ白な腕は黒い毛皮で覆われ、両手は湾曲して鉤爪が伸びて獣の前肢となり、ゼウスがとりわけ愛でた口元は巨大な獣の顎となって喉からは言葉の替わりにおぞましい唸り声しか出せないようにされた。彼女はもとの美しい容姿とは似ても似つかぬ、熊の姿に変えられたのである。
カリストーが熊に変えられる経緯については諸伝がある。古い伝承では妊娠が発覚した時点で純潔の誓いに背いた罰としてアルテミスによって変身させられた、とするものが多い。ゼウスが彼女をアルテミス、ないしヘーラーの怒りから守るために変えたという説もある。最も流布しているオウィディウス『変身物語』中のエピソードでは、妊娠が発覚した時点ではアルテミスのお供から追放されるにとどまり、彼女が熊に変えられるのはアルカスを生んだ直後、ヘーラーによってである。この場合、ヘーラーが夫ゼウスの心を奪った彼女の美しさを妬んでの仕打ちである。
その後、熊にされたカリストーを、ヘーラーがアルテミスに猛獣として討つようにと説き伏せ殺させたとも、アルテミスが誓いを守らなかったことに怒り殺したともいわれ、ゼウスはカリストーの遺体の中から子供を取りだしマイアに預け、遺体を天にあげておおぐま座に変えた。
また別伝(『変身物語』など)では、カリストーは熊にされた後も十数年間生き続けている。姿は熊であるため狩人たちからは獲物として狙われるが、心はもとの乙女のままであるため、他の熊たちも含めた野獣たちが怖くてならない、というみじめな思いを強いられた。その一方で彼女とゼウスの息子アルカスはマイア(一説ではリュカーオーン)の手によって立派に成人した。ある時アルカスが狩りを行っていたところ、牝熊にであい、これを射殺そうとした。この熊はアルカスの母カリストーであったため、ゼウスはそれを憐れんで、カリストーが射殺される前に二人を天にあげ、カリストをおおぐま座に、アルカスをこぐま座にした。アルカスはうしかい座のアークトゥルスにされたという説もある。彼女をなお憎み続けるヘーラーは養父母の老海神オーケアヌスとテーテュースに頼み、この二つの星座が海に入って休むことができないようにさせたという。
一説によればアルカスの父はゼウスではなくパーンであるともされる。
ティーターノマキアー
ティーターノマキアー(古代ギリシア語: Τιτανομαχία(Tītānomakhiā))は、ギリシア神話で語られるゼウス率いるオリュンポスの神々と、クロノス率いる巨神族ティーターンとの戦いである。全宇宙を崩壊させたこの大戦は、終結させるのに10年もの歳月が必要であった。
クロノスからゼウスが王権を奪った後、オリンポス山に布陣したゼウスたちと、オトリュス山に布陣したティーターンたちは争った。この戦いは山々が根本から大きく揺らぎ、世界を崩壊させるほどの規模であった。しかし、当初こそステュクス一党がティーターンを裏切るなどの動きがあったものの、不死の神々どうしの戦いは互いに決め手を欠き、10年の間決着を見なかった。
ガイアはゼウスたちに、ウーラノスがタルタロスの領域に幽閉した三人のヘカトンケイル(百手巨人)たちと、三人のキュクロープスを味方に付ければ勝つことができると助言した。ゼウスたちは彼らを解放し、ネクタルとアムブロシアーを与えて味方にした。
キュクロープス達は助けてくれた礼にとゼウスたちに武器を作って献上した。彼らは、ゼウスには万物を破壊し燃やし尽くす雷霆、ポセイドーンには大海と大陸を支配する三叉の矛、ハーデースには姿を見えなくすることのできる隠れ帽を与えた。
両軍は再び激突し、心強い味方と究極の武器を手にしたオリュンポス勢が常に優位に立った。ポセイドーンの三叉の矛の力で全地球は凄まじく揺れ動き、姿を消したハーデースがティーターンたちの武器を奪った。ヘカトンケイルたちは一度に300の巨大な岩石を休みなく投げ続けてティーターンたちを打ち負かした。
ゼウスは雷霆を容赦なく投げつけ、その圧倒的な威力によって天界は崩れ落ち、見渡す限りの天地は逆転した。全空間に漲る雷光はティーターン神族の目を焼き、瞬く間に視力を奪った。雷霆から迸る聖なる炎は地球を尽く破壊し、全宇宙とその根源を成すカオスすらゼウスの雷火によって焼き尽くされた。
ティーターンたちはオリュンポス勢の想像を絶する猛攻に耐え切れず、遂に10年も続いた神々の大戦に終止符が打たれた。こうして、オリュンポスの神々は華々しい勝利を飾った。その後、不死身であったティーターン族はタルタロスの深淵へと封印され、オリュンポスの支配が始まった。
タルタロス
タルタロス (古希: Τάρταρος)はギリシア神話に登場する神であり、かつ奈落そのものである。
ヘーシオドスの『神統記』に拠れば、カオス、ガイア、エロースとともに生まれた原初の神々の一柱である。女神ガイアとの間にテューポーンという息子がいる。アポロドーロスに拠ればエキドナも彼とガイアの娘である。
冥界ハーデースのさらに下方に有る。天と地の間の距離と同じだけ、大地からさらに低いところにある(その距離というのは、具体的には、上端から下端へ真鍮の金敷きを九昼夜落とし続けて十日目に下端につく距離)。
霧たちこめ、神々ですら忌み嫌う澱んだ空間。ポセイドーンが青銅の門を作り、その周りは青銅の壁で覆われているため、何者も逃げおおすことはできない。仮に人間がこの門の中に入ったとしたら、一年がかりでも底にたどり着けない。かえって、神々が怖れるほどの苛烈な暴風で吹き飛ばされてしまう。
はじめ、ウーラノスやクロノスがヘカトンケイル族やキュクロープス族を幽閉するのに使い、怪物カムペーに番人をさせていた。後にゼウス達が彼らを解放しティーターン族を打ち倒すと、ティーターン族が幽閉される番となり、ヘカトンケイル族がその牢番となった。他にもテューポーンがここに投じられたとも言われている。
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