ヴォイスヒーリングの渡辺満喜子さんのホロスコープ読み

ホロスコープ読み




久しぶりにサクっとホロスコープ読みをしてみたいと思います。

今回は「聖なる癒しの歌」という本を出されているヴォイスヒーリングの渡辺満喜子さんを読んでみます。

最近わたしは昭和あたりの本を読むのにハマっていて、著者がけっこう突飛な発言をしていて面白いです。

冥王星が獅子座にあったりするからですかね。

ヴォイスヒーリングの渡辺満喜子さんのホロスコープ

名前:渡辺満喜子さん

誕生日:1944年4月28 出生時間不明のため12:00時でホロスコープ作成

出生地:栃木県

「いのちの歌」で根底を揺さぶるボイスヒーリングセッション

私は渡辺さんとお会いしたことがなく、既に亡くなられています。本の中からいつかのセッションの様子をまとめると以下になります。

歌を歌うとき、クライアントに触れるとビジョンが現れ、その人が現在抱えているフィジカル、あるいはメンタルな障害を伝えてくれるそうです。

そして相手の人にも一緒に歌うことを勧めますが、それは彼女のなかから生まれる歌が、その人の「いのちの歌」にほかならず、自分の生命の根源からあらわれる歌を聴くことによって、深くゆり動かされ、泣いたり笑ったりするそうです。

牡牛座の水星の声は、蟹座の火星・出生時間不明ですが月と60度で、蟹座という心を揺さぶる、奮い立てるには十分なアスペクトです。

気になってYouTubeに声がないか探しましたが見つからないので、私はCDを買いました。

それでは彼女のボイスヒーラーの覚醒体験とチャートを比べながら見ていきます。

ボイスヒーラーとして目覚めていくコントロール不能な霊的体験と太陽と冥王星のスクエア

渡辺さんのホロスコープで目につくのは、牡牛座8度の太陽に、獅子座7度冥王星の90度です。

声を表す水星も獅子座木星と90度で、勝手に自分の声でないヒーラーの声がでてくる感じもよく表していますね。

太陽と冥王星を比べると、冥王星は公転周期が248年と人の生涯より長く、そのため影響力が重く、また肉眼では認識できない霊的な体験ともされます。

そしてこの根底的な冥王星が太陽にスクエアです。

120度の協力関係なら、平社員が課長になり、課長が部長へと昇進するように同じ元素で盛り上げてくれますが、90度関係は断絶です。

90度は断絶なので、平社員が課長ではなく、フリーターがいきなり社長になるようなジャンプや、社長がいきなりホームレスになるようなものです。(わたしが26歳のときにフリーターから自営業にジャンプしたときも、ネイタル火星・土星のコンジャクションに、トランシットの冥王星が90度でした。)

https://gigazine.net/news/20160920-super-mario-3d-world-4-step-level-design/より

渡辺さんも自身で体験をコントロールしている様子はなく、著書のなかで「私はかつて一度もヒーラーを志したおぼえはない、神秘体験をみずから求めたことはない」と書かれています。

それでは獅子座の冥王星が牡牛座のヒーラーとしての資質をほじくり返していく様子を見ていきましょう。

渡辺満喜子さんの太陽、冥王星90度の覚醒体験エピソード

渡辺さんは70年代に海外メキシコ生活から帰国すると、原因不明の不整脈に苦しみます。

そこで出会ったのが野口整体(←私が好きな野口体操とは違う)で、そのメソッドの1つ活元運動をします。

活元運動で体を刺激すると、「意識を超えた動き」を身体が起こし、体の緊張や体内に滞る悪いものを出していくとされます。

そして渡邊さんの体験ですが、

この「意識を超えた身体的な動き」のなかで、意識を通さない「声」が現れる人がたまにいるようで、私はある日、活元が起こっている最中に勝手に胸郭の両側が動き出して、澄んだ美しいソプラノの声を上げた。

それは、ふだん私が喋っている声とも歌っている声ともまったく違うものだった。

驚いたことに声は自動的に育っていくプロセスをとりはじめた。

やがて、私は活元のメソッドに従わなくても、深い呼吸が起こると突然「歌」をうたうようになった。

 この活元運動の翌日には

グレン・グールドが弾く「フランス組曲」が流れ出したとたん、私の体がスピーカーの前に移動した。

そして、さっと左手を宙にかざすとはっきりと「なんて美しい音楽でしょう!」小さく叫んだ。

それは、私が言った言葉ではなかった。「誰かが」私の体の中でそのように言ったとしか思わず、私は思わずあたりを見回した。

このようにヒーラーとして覚醒していくわけですが、その道中、知らない言葉が未来を予言したり、電車に乗った隣の人の健康状態が手に取るようにわかり左手が勝手に伸びていきそうになるのを、しっかりと右手で押さえたという記述もあります。

その日、私はいつものようにリビングルームの絨毯の上で、自然に瞑想の態勢に入った。

すると次の瞬間、何かがひらりと左ななめ前に降りてきた。明らかにそこに誰かが坐していた。

矢つぎ早に不思議な体験をしつづけているそのときでさえ、眼には見えない存在が 「紛れもなくそこにいる」と感じるのは衝撃的なことだった。

「存在」はじっと私を見つめていた。そしてこういったのである。

「三十七年間見ない聞に、あなたは身も心もボロボロになった」

そして彼はこらえきれないように泣いた。言葉も声もそれがあらわす感情も、身体をとおして明確に響いてきた。

それは深い悲しみを伝えていた。

まさに牡牛座太陽の肉体に眠る資質を冥王星が90度でこじ開けるような体験の数々ですね。

離婚経験も太陽と冥王星のスクエア

また渡辺さんは1度離婚を経験されているようです。

渡辺さんは年の離れた末っ子で厳しい躾とは無縁で育ったせいか、世間の約束事からははみ出すような生き方を押し通し、「個性的で素敵な少女」だったそうです。

しかし大人になったらそうもいかないので、そこに登場するのが旦那さんになります。

旦那さんは体系立った知識とイデオロギーで武装した男性だそうで、自分の人生を託すのはこの人と思ったそうです。

しかし渡辺さんは神秘体験を通し体内から自然と歌が溢れてくるような人ですから、この旦那さんの知識量に反比例するような感覚的なものに関する決定的な乏しさ、芸術や音楽を語ることはできても楽しむことができない彼との距離を感じるようになり離婚に至ったようです。

2009年9月9日の旅立ちの日のトランシット図

ネイタルの海王星にトランシットの冥王星が90度で、海王星的・霊的なものを冥王星が極限まで拡大しています。

またネイタル土星は、トランシットの土星と天王星とのTスクエアで、余分なものを減らし天王星が小さな穴を開けようとしています。

そこにトランシットの海王星が120度で、土星という目に見える最終の砦に天の橋をかけているような感じですね。

今回はこれで終わりたいと思います。