出雲族はアルクトゥルスかも

恒星探索

たいぶ前に松村 潔先生の短編「ディレクション」を読みました。

そこで出雲族ってアルクトゥルスじゃないかと思ったので、そのへんを。

非物質偏在系のアルクトゥルス

まずはアルクトゥルスについて松村先生の「精神宇宙探索記」から引用したいと思います。

ーーーー引用開始ーーーーーー

人間型宇宙はこと座のベガからスタートし、ドラコ族はトゥバンなどから、また非物質的偏在系はアルクトゥルスなどからスタートする。

この北極星が違っていても、その下にある恒星などは共有されていたりする。

ベガから降りたシリウス。トゥバンから降りたシリウス。アルクトゥルスから降りたシリウスなどだ。

アルクトゥルス・シリウスのマトリクスはヒーラーなどに多いというが、アルクトゥルスは非物質存在がメインなので、基本的にヒーリングをするにしても夢から覚めるとゆうものになる。

非物質存在は夢見しないからだ。非物質存在は夢の中を歩いているかもしれないが、非物質存在は夢を見るのが不可能ではないか。

特定の表象プラス事物の中に入らないのだから。

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七つの法則はプレアデス自身が太陽系の中に埋め込まれることで作られているので、いわば人柱のようなものであり、他者にやらせているというわけではない。

一時流行したマヤの話では、アルクトゥルス、アルシオン、地球の間に「13蛇の道」があると言われていた。

アルシオンで七つだったものは、地球に来て、さらに五つが加えられた。

これで合計12だが、13はそもそも、いろんな12に切り替える作用としてのものであり、この切り替え作用は本来、アルクトゥルスが持っていたのものだ。

そもそもアルクトゥルスは先行する等級宇宙との通路でもあり、あらゆる星雲系の親元、あるいは中心部にあたる。

ここからすると、アルクトゥルスは種々の12の法則を自由に切り替えられるのだが、アルクトゥルス自体は、アルシオンやプレアデスのように、自身を法則の中に埋め込むことはしない。P121

ーーーー引用終わりーーーーーー

次に「宇宙魂に目覚め、自分の魂の星を旅する」から。

ーーーー引用開始ーーーーーー

外宇宙に接点を持つことができるのはアルクトゥルスだ。

アルクトゥルスは、全太陽の中心にある。

全太陽とは7つの恒星をあらわし、アルクトゥルスはこの7つを統合化した中心点で、中心点はグレート・セントラル・サンと呼ばれることもあるが、これは空間的な配置での定義であり、アルシオンやシリウスがそれだと言われている。

アルクトゥルスが中心にあるというのは非時間領域であり、実質このほうが正確な話であると思われる。

リラ・ベガから固体としての生存形態が始まったとすると、アルクトゥルスには、この固体としての形がない。先行宇宙は、我々からすると不可視、それよりも不可知で、意識にとどめることができない。

私たちの自覚意識の敷居である無のかなたにあるものだが、それとこの宇宙をつなぐ役割がアルクトゥルスだ。

これは58000年前に北極星だったが、固有運動によって今後北極星になることはない。 P 258

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異なる宇宙との接点はミンタカ、アンタレスなどにもあるが、これは並列する外宇宙との接点であり、直接の源流宇宙との接点はアルクトゥルスにある P 259

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ヒューマノイド型は千手観音のような虫型、レプタリアン、ドラコニアン、人形などたくさんあるが、アルクトゥルスにおいてはこの全ての形が溶解してしまう。

この形がなくなるという作用はあらゆる場所で働き、個体が死ぬとき、何かの形がなくなるとき、アルクトゥルス作用が働く。

そこでわたしはこれを川のそばで、すべてを剥奪する奪衣婆(瀬織津姫)とみなしたのだが、海、川、流動的な流れに戻すあらゆる場所に脱衣婆がいる。

アルクトゥルス意識の流動性を、リサ・ロイヤルはスープだと表現している。そしてスープの中にある固形物がそれぞれの星の生き物という風に解釈する。

形がなくなるという性質である以上は、ほかの恒星や恒星のまわりをめぐる惑星に住む知性体とはまったく異なる解釈をしなくてならない。p262

ーーーー引用終わりーーーーーー

アルクトゥルスは形、人のような個体を持たず、そこいら中に偏在する空気のような存在だそうです。

人が死んだ時に迎えに来る天使も、物質肉体という個体から偏在系のアストラルやエーテル体への移行をスムーズにするという点でアルクトゥルスだったと私は記憶しています。

アルクトゥルスを7階層に分類して、ヘカテ=低次版アルクトゥルス、リリス=中次元版アルクトゥルスかも

次に短編「ディレクション」より引用しますが、引用だけでは理解不能かもしれませんのでその際は短編を購入してください。

では太陽ラウト=アルクトゥルスだと思われる箇所を引用します。

ーーーー引用開始ーーーーーー

やがてヴィジョンの中で、ラウトは土星の老人の故郷と言える宇宙領域を発見した。

それは種々のカラーが薄く散りばめられ、星のない虚の帯域というような宇宙だった。カラフルといっても実際のカラーではなく、カラーの概念のようなものが輪郭がはっきりしないまま分布し、また異なるカラーの概念が互いに侵食しあっているような状態で、ここからさまざまなものが生まれてくるような感じがした。

何物もまだ結晶化しておらず、何か固まりかけてはすぐさま分解するような印象。

流動的で形が決まらないものとして、ラウトはこれを幽の力の根源だとみなすようになった。

ラウトはいつのまにか、そこをすべての出発点とみなすようになり、自分の故郷だと思った。というのも地上で生きていて、形がはっきり決まっているもの、定義されているものを見る都度、そこに不自然さを感じたし、あらゆるものは無形が基礎であり、有形なものは結果であって、結果は何ももたらす性質はないと感じていたからだ。

この自分の原点のような領域を発見してから、彼は地に足をつけた暮らしができなくなっていた。大地に根を張ると宇宙に行くことができない。こんどは反対に無形の宇宙を自分の存在の拠点にすると大地はよく見えない。

ーーーー引用終わりーーーー

ここには土星の老人の故郷と言える宇宙領域が形を持たないもので、そこをすべての出発点で自分の故郷だと書いてあります。

形を持たない、すべての出発点などはアルクトゥルスと被るものがあります。

また松村先生のヘリオセントリック図ですが、土星は天秤座23度でアルクトゥルス天秤座25度と重なっています。

そして「精神宇宙探索記」には、

わたしはアルクトゥルスがルーツで、エーテル体を形成するのにミンタカを使い、もうひとつXXを加えたハイブリッド種なので、特定の星雲系に限らない多数の案内所をするには、すこぶる体質的に適合している。

とも書かれています。

また短編から太陽ラウトを引用すると、

ーーーー引用開始ーーーーーー

太陽ラウトと地球暦人がいると、アトモスフィアが重心であるという見方と、アトモスフィアの中の黒ずんだ沈殿部分が重心であるという見方がトグルスイッチで切り替えたようにかちかちと入れ替わった。

太陽ラウトのルーツは無形の宇宙空間であり、そうするとすべてにおいて、地上においても、無形の空白部分、アトモスフィアに実体を感じることになった。

太陽ラウトは何もないところに映像を見るのだ。

だからこのアトモスフィアを押しのけて存在する黒ずんだ塊である人やモノに共感できない。

太陽ラウトから見ると、人間はみな同じで、個人の違いなどはないし、あるとするとそれは量産型としての人の基準からはずれた欠陥部品だ。

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黒い鳥は太陽ラウトと地球暦人の中間にいて、ヘカテはリリスの手下でもあり、太陽ラウト、リリス、ヘカテ、地球暦人が順番に並ぶとうまく接続されると考えた。

あるいは太陽ラウトは自身が血の海には関わらず、リリスと関わり、リリスは血の海にいて、ヘカテを手下にして地球暦人と時々接触するというのがいいのかもしれない。

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太陽ラウトは、ウエハースを連れたヘカテと北参道交差点で会ったが、ヘカテはリリスの伝令なので、リリスの主張を聞くこともできた。

リリスは樹の中腹、つまり月を示す子宮レベルに居座り、地上に住む人が天空に向かいたい時に案内者として働くが、ヘカテはリリスよりも地上に近づける。

ただそれは四辻とか三つ辻など、折り返し点、地上の傷口の場所だけだ。

ヘカテが地球暦人に接触すると、地球暦人にとっては人生の傷となる。

リリスは地上には植物のない禿げ地があり、これらを耕して、植物を満遍なく広げたいと言っていることをヘカテから聞いた。

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土星の老人の故郷、カラフルな帯域には星は数々あった。

しかし星が中心ではなく、星が分布する液体のような雲のような領域こそが中心だった。

太陽ラウトは、これを地上に模型的に再現したいと思った。

ーーーー引用終わりーーーーーー

物質が非物質の偏在系に開放される順番として、地球暦人、ヘカテ、リリス、アルクトゥルス(=太陽ラウト)と短編では紹介されています。

物質を溶解する作用として菌類を人とヘカテの間に入れてもよさそうですですが、細菌は異世界への案内者ではないので除外ですかね。

ヘカテ、リリスなどはアルクトゥルスを7階層に分類して、ヘカテ=低次版アルクトゥルス、リリス=中次元版アルクトゥルスと考えてもいいのでは。

アルクトゥルスは恒星レベルの溶解剤、リリスは全惑星レベル、ヘカテは惑星レベルなどです。

出雲族とアルクトゥルスの関係

出雲、大国主は古事記の国譲りの際に、「葦原中国は譲り、わたしは現世から退いて幽界の世界を治めましょう」と言います。

伊勢神宮=見える世界、出雲大社=見えない世界という構図です。

また松村先生の2014年03月28日の雑記「天秤座の24度」には、

ーーーー引用開始ーーーーーー

K氏は、いつも接触していた囲炉裏のじいさんはわたしとほとんど同じ発想で、ほとんど筒抜けの関係に見えると言ってたことがある。

そもそもそのじいさんは、出雲族だと言っていたので、わたしと同系の要素は多い。

で、そのじいさんのモチーフには、わたしの8ハウスの、丘の上で笑って手を振るじいさんも混じっている。

ーーーー引用終わりーーーーーー

松村先生は自身のことを元出雲族とどこかで仰っていたような記憶があります。

あと「出雲族の低次領域担当のくじら」らへんの内容と短編を読んで、アルクトゥルス=出雲族だと思えてきました。

そこでFBにアルクトゥルス=出雲じゃないんですか的コメントを書いたら松村先生は一言、

松村先生
きわめて普遍的な出雲族

だそうです。

普遍的ってどの視点から言ってるんですかね?

地上から見たら出雲族、アルクトゥルス的生活は、個体を持たず空気を相手にしている人なので、ニートで変人なんですよね。

そんな人まわりにいないので、まったく普遍的ではないんですが。

しかし天上からみたら出雲族はドットじゃなくて、まんべんなく偏在してるのでそりゃー普遍的ですよね。

ちなみに私のホロスコープで言うと、ヘリオセントリックの冥王星が天秤座21度なのでアルクトゥルスとやや被りであります。

ただ出雲族のK氏=菊池氏のホロスコープ(又聞きの誕生日だが、たぶん合ってると思う)からアルクトゥルス関係を探しても見つからないんですけど、、、。

2019年04月06日追記

松村先生が次の短編「対話篇、夢の六角堂(削除されたようです)」を書かれたのですが、その中に

「鳥はそもそも大地にいるものでなく、宿り木の上に止まる。

鳥はたとえば出雲族とかリリスとか、天狗族とか、いろんな例えに使うことはできるが、足に降りずにやはりお尻から飛び出すのだよ。」

リリスと出雲族を並列で記載して下さいました。

これで確定ですかね。

さまざまな恒星間を旅できる種々のコスモスの源流のアルクトゥルス

またまた「精神宇宙探索記」より引用。

ーーーー引用開始ーーーーーー

H6をモンロー研究所式に言えば、フォーカス42-49&プラスとなるが、これらの案内所をするには、特定の星雲会に属している人は向かない。

その星雲系にしか行けないからだ。それ以上、よそにいくには抵抗感がある。必要性も感じない。

となると、案内書としてはざまざまな星雲会に複数接続したり行き来したりする性質が必要で、種々のコスモスの源流として、前の階層宇宙との接触点になっているアルクトゥルスか、あるいは創造の炉であり、外からの力の吹き出し口になっているミンタカか、あるいは交通路としてのアンタレスに「血」が関係している必要がある。p65

ーーーー引用終わりーーーーーー

私は以前ヒプノセラピーを受けたことがありますが、ヒプノセラピー、特に前世を強調するものはプレアデスのシステムだと思っています。

QHHTはアルクトゥルスやミンタカ、アンタレスが絡んでいそうですが。

なぜ前世を強調するヒプノセラピーがプレアデスのシステムだと思うかというと、そこに出口がないからです。(そのへんの記事は「7の法則プレアデスの安全装置としての輪廻」)

いくつもの過去世があって、今世があり、来世もこの地球に生まれてくる。

輪廻の世界をヒプノセラピーは強調していて、そこから解脱する道が過去世探索には用意されている気がしないのです。

タロット道や恒星探索では星に帰る、スターピープルになることが目標で、また地球に輪廻することが目標ではありません。

そしてサヤカさんのガイド探索してもらったときに、私のガイドのミツラムは「もうすぐ星に帰れる」とも言ってましたので、決して輪廻してはいけないのでしょう。

で、毛嫌いしていたプレアデスシステム、もしくはプレアデス系のヒプノセラピストのセッションを研究のために受ける私は、やはり偏在系のアルクトゥルス関係ではないかという帰結であります。

なんか今回の記事は引用が多くて、書いていても退屈でつまらなかった。

こういうのは自分で探索して感情が込めて書ければ楽しいんでしょうね。

いまから松村先生の夢探索講座が6ヶ月続くので、この6ヶ月でとりま探索を一人前にできるようになりたい。

これ目標であります。では。