みなさんアセンションしたいですか。
って「アセンションって何なんだ?」というのが私の正直な意見。
ちょっとネットで調べてみますと、
アセンションとは、次元上昇。3次元から5次元世界に移行する。
アセンションできる人は、魂レベルが高く、人格や精神性が高い人。
など書いてあります。
しかし私にはこの意味がわからない、理解不能。
魂レベルってなんだ?人格が高い人って何、欲望がないのか?3次元から5次元へって、、、波動をあげろって、上げたらカメハメ波でも出せるのかって話しです。
しかしながら私もスピ系なわけで、このとき理論的でしっくりきた体系があります。
それは松村先生がよく引き合いに出す、グルジェフの水素番号による物質レベルの識別です。
今日はそれをまとめてみようと思います。
目次
グルジェフの水素論
「思考も、あらゆる他のものと同じように、物質である」と言ったのが、今日紹介するG・I・グルジェフです。
彼は20世紀最大の神秘思想家とも評され、あらゆるもの水素番号(H)で識別し、その違いを振動密度と物質密度という指標で提示しました。
番号が少ない方が振動密度が高く、反対に物質密度が低い。
番号が大きくなるにつれて振動密度が低くなり、物質密度が濃くなる。
振動密度と物質密度は反比例の関係にあります。
思考が物質であるように、感情や気功的な人体エネルギーも基本的に物質であり、ただそれは私たちが目に見え、触れることのできる物質と比べて、振動密度が高く、物質密度が低いと考えたのです。
ちなみに人間は肉体と感情と思考の3層で考え、それぞれに対応する水素レベルがあります。
H1
●絶対(この宇宙で絶対分割不可能なもの、すべてを自己の内に含んでいて何ものにも依存していないことから独立物とも呼ばれる。)
H3
●絶対が分割したようなもの(三位一体、3の法則、能動・受動・中和)
●全宇宙
H6
●大天使
●全太陽意識
●2万6千年意識
●高次思考センター(象徴を象徴そのままに考えることのできる知性)
●タロットの王
●1つの民族
●メンタル界
●意図・創造(詳しくは「H6の意図・願望が最も重要で、楽しさはない」を)
H12
●小天使
●2200年型意識
●太陽意識
●高次感情センター(宗教的な感情や、言葉で言い表せない強烈な神聖な感情)
もう亡くなった菊地さんの瞑想会に参加したとき、振動する何かが遠くから近づいてきて瞑想中に感情が溢れ涙が止まらなかった。涙が流れる理由はわからないし、愛と言えば愛、通常の言葉には落とし込めないのがH12
セックスをしてイッたとき、一瞬意識を失うような感覚がH12。セックスは気持ちよかった、何とも言えない快感とか?H12は通常言語では正確に表せない、こぼれてしまう。
H12は高次な成分なので、人はまた理由もなく求めてしまう。
●恋の感情、法悦・忘我状態
※愛の感情はH24(←持論です。愛は育てないといけないが、恋には勝手に落ちる。愛より恋が高次な成分なので、恋は止められないし、H12をうまく扱えないと不倫もなくならない。気分が向けばいつか記事に書くか?→書きました。「グルジェフ水素論で語る恋愛論。ロマンティックは止まらないが、愛は簡単に憎しみに」)、
●象徴・神話大系、神話言語
●アストラル界
●タロットの女王
●チャネリング状態
(ボイスヒーラーの渡辺満喜子さんはH12成分を受信し、自分の声(H24)を通してH12を翻訳している)
※瞑想家などもこの水素体験をすると、一時的にエクスタシーに飲み込まれ、言語能力を喪失する
H24
●人間(「不思議現象引き寄せ」記事内の「 人間力と神様力、夢を叶える50対50の法則」のところがH24の人間と48の哺乳動物の違いがわかるのでは)
●全惑星意識
人類の3%がこのレベルらしい。
●72年型意識
●動作・本能センター、フロー状態、ランニングハイ
ランニングすると身体が活性化H24状態になり、アイデア、問題の解決の糸口が見つかる。瞑想中に考え事をしても同じ状態になる。
●専門家的悟り、問題解決できる能力・知性
自分で問題を発見し、自分で答えを見つけれる人。馬に乗って遠くに行ける。自分の頭で考えられない質問魔ではない。
●タロットの騎士
●エーテル界
※運動は動作・本能センターのH24を刺激し、そしてそれは感情と思考を底上げする。例えば、バトミントンなどをすると、身体が活性化してきて運動に熱中し、すると楽しくなってきて、落ち込むことはできない。悩みがあっても、忘れている。
H48
哺乳動物
通常の思考、平均的知性、受動的知性、質問魔
惑星意識、地球
精神の無風状態
タロットの小姓
H96
エーテル体、気、バイオプラズマ、オルゴン、動物磁気、オーラ、気力、胆力、熱意
恨み・妬みなどの否定的感情
月意識
H192
空気
H384
水
H768
食べ物に近い水準
H1536
鉱物
H3072
金属
生命の階段
アリストテレスは宇宙を「神、人間、動物、植物、無生物、質量」という階段で識別。
そしてグルジェフはアリストテレスやシュタイナーをもとに、水素番号を使いより細かく「大天使、小天使、人間、脊椎動物、無脊椎動物、植物、好物、金属」に分類しました。
3層からなる生命
この表では有機体を表現するとき、3つの層で考えます。
●上の番号ー何に食べられるか、何を渇望するか。理想に近い支配的な因子、所属先
●中の番号ー中層重心、自分とはどの振動密度か。
●下の番号ー何を食べるか。
上の番号から知性、感情、肉体、もしくは霊、魂、体と考えてもよく、地球の一般的人間は脊椎動物のレベル、つまり哺乳類レベルのH12,48,192と言われ、理想はもちろん人間レベルのH6,24,96です。
私はいま37歳で、26歳から自営業、自分の足で自律して生活してきたと思っておりましたが、未だに人間になりかけの哺乳類レベルだと思います。
人間は100人に一人ぐらいいるんですかね?
H24が中層重心の人は開拓力があり、質問が浮かんでもそれを自分で試行錯誤しながら解決していきます。
「あの事例がこうだから、この問題はこうだ」とメタ思考的(分野を超えて知識を結びつけ)に自己解決し、先生に依存し、細かい質問をすることはありません。
大天使にあこがれる人間
H24の人間は、石(H384)を砕き川の向こうに簡単に投げられます。
また小さな子どもがアリの巣を発見し、巣の中に水を流し棒でいじくりアリの世界をこなごなにするように、番号が小さい水素は、番号が大きなものを簡単に扱います。
この理論で言えば、大天使は背中を掻いたつもりで、地球に地震を起こして人間に影響を与えます。
これは芸術家、例えばピカソが真っ白なキャンバスを前にしたときに、どのようにしてキュビズムを生み出したのか?もしかしたら天使がピカソの耳元でささやいて、キュビズムの着想を与えたのかもしれませんね。
参考文献
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