どーもです、ご訪問ありがとうございます。
河合隼雄さんをはじめとしたユンギアンの本は読んだことがあったのですが、ユング自体は何かの本を読んで挫折した経験があるのでスルーしてました。
しかし再度「ユング自伝」という本にチャレンジ中で滅茶苦茶読みにくいんですが、ユングがオカルト地味た人だったということが判明。
日本にユングを広めたのは河合隼雄さんだと思うのですが、河合さんの本はいくら読んでもオカルト臭がないし他のユンギアンの本もそう。
なのでユングも普通の人だと思っていたのです。(ユングのホロスコープはいずれ読みます)
河合さんは名著が多いと思うんですが、一番心に残っているのが「中年クライシス」。
30~40代に訪れる冥王星や海王星同士のネイタルとトランシットで形成するスクエアの中年の危機の乗り越え方を、心理療法家らしくうまく解決?あしらっていらっしゃったと思います。
私の場合、中年になってもうまくあしらうことが出来ず白黒決着させてしまう。
仕事を辞めるか続けるかで、第3の道の模索ができない。これはネイタルの火星が乙女座の25度「掲げられた半旗」だからだと思う。
半旗とは、弔意を表すために旗竿の半分程度の位置に掲げる旗。
25度はそのサインの完成地点と言われ、また乙女座は個人調整の最後、天秤座からは社会集団です。
これらを統合すると、できるものは自分個人でやる、できないものは半旗を掲げて諦める、ほかの人にやらせる、とはっきり白黒をつけそうな度数なのです。
しかも乙女座22度に土星があって火星の首をさらにきつく締めますので、この火星は枝葉をごっそりカットされた丸腰のホームレス感がでますよね。
あとあとユンギアンで言えばロバート・A. ジョンソン の「He.神話に学ぶ男の生き方」と「She.神話に学ぶ女の生き方」。
読んだのは10年以上前ですが、当時はかなり感銘を受けてロバートさんの本は全部読んだ。
そして断捨離した現在でも、まだすべて棚に飾ってあります。
とまあ今回はユングにも関係する夢の設定についての話しなどです。
目次
アニムスなどの集合無意識を利用した夢解釈のための設定と問いの重要性
現在松村先生がやっている夢舎というのに参加しています。
参加はしていますが、現状は幽霊部員。
夢を切り捨てない
というのも夢をまったく覚えていないというか、2、3ヶ月前にどっかに書いたと思うんですが夢の内容が変わったんですね。
以前はロングストーリー的で色が濃かったのですが、最近は色が薄いというか、こんな感じというぼんやりとした状態でしか覚えてないし、思い出せる場面も切れ切れ。
「現状の夢の三分類」の最初から何を伝えたいか分かる夢でもないし、なので記憶せずに捨てていたものもある。
しかし最近はぼんやりで切れ切れのままですが、夢を思い出せる率が高まってきました。
それと前回の記事で私の世界を管理するのは小汚くまったく知らない老人と書きましたが、夢を管理するのが集合無意識を含めた全体性だとすると、夢を見た時点で意味がわからないものの方こそ価値があることに気づけたのが重要なポイントかなと思います。
自分の円を大きくするのは、未知のものの吸収ですからね。
車の全面ガラスが粉々に砕ける夢が伝えるものは、現状の精神性の解体
先日の夢で、車の前面のガラスが粉々に砕けたというのがありました。
この場面ぐらいしか覚えていないほど、夢は切れ切れ。
そこで寝る前なんですが、このままの生活じゃだめだと思っていました。
毎日がつまらんし、お金がないので旅にも出ず、H6につながった体系を身につけて金を稼ごうと思っているがその日程などは連絡待ちの状態でこっちからは何も仕掛けられない(たぶん9、10月ぐらいじゃないのか)。
ああーー、金ないけど旅に出よう、どーにかやって自力で金を稼がなくてはと思い始めました。
なので今月と来月末にはパワスポ廻りをまたやろうと思っている。
そこで車の前面ガラスが砕けた夢ですが、車は自我とか自分の家、自分を形作る立方体、体系などですね。
そしてその上部だけが粉々。
上と下で分けたら上は精神性で下は物質、上中下や足(腰)、胸、頭で分けたら物質、感情、精神など。
松村先生は立方体を上がオールドワイズマン、下がグレートマザー、右がアニムス、左がアニマ、前面がペルソナで後ろがシャドーと説明されます。
男がオールドワイズマンやアニムス、女がアニマやグレートマザー、前が未来、後ろが過去、右が積極性で左が受容などでも。
なのでこの車の夢は、ペルソナの精神性部分が壊れたことを象徴しているものだったのです。
もし車の下部分だけが凹んでクラッシュなら、下は物質なので仕事が首とかになるんですが、まずは上の精神のみ。
精神が壊れたので今後は物質も追随してくるはずで、なので旅に出るのです。
ここで旅に出ない、今までと変わらない暮らしをするなら、精神と肉体が分離して鬱病とかになっていくんですかね。
夢では上が精神、下が物質、右面がアニムスで左面がアニマなどの集合無意識の設定を利用する
このように夢は集合無意識をまずは利用するのではないでしょうか。
上は精神で、下は物質、もしくは上中下や、右左の意味、オールドワイズマンやアニマ、アニムスなどの6面の立方体などを。
というかその設定に自分がのると決めると、夢はその設定を使って何かを伝えてくる。
それとヘリオセントリックの地球ポイントを正面にした惑星の位置も参考になるかもしれません。
寝入りばなのアゲナに入ったと思われるときに、早口の日本語の声が右前方上から聞こえると書いています。
私は地球ポイントの山羊座9度が正面で、真左が牡羊座9度、右が天秤座9度です。
そこで右前方上ですが、右前方の位置、射手座の17と22度に水星と海王星があります。
水星だけだと生命の樹や9区画のマトリクスで考えたら位置は右下になりますが、海王星が合だと海王星の方がパワーが強いので上に引っ張られそう。
水星は言葉を表すし海王星と合、ヘリオセントリックで水星は重要ポイントで、このポイントに海王星が合はガイドなんじゃないか以前書きましたが、その声が本当にアゲナという地球に入るときに右前方上から聞こえていたのかもしれません。
問いによって夢の解釈が変わる
夢を活用するにあたって質問、意図がまずは重要です。
何についての夢を見る、何について夢で探索するか。
この意図を夢に打ち込まないと、解釈が変わってくるからです。
例えば、閉じたジッポを夢で見たとします。
女性なら火、男性性が鉄で閉じ込められていると解釈するかもしれませんが、腰痛持ちの人なら鉄のように硬く、この縦横比のベッドがあなたの腰痛を解消するかもしれません。
このようにどういう意図、悩みを持っているかによって夢の解釈が変わるので、まずは夢へ問い続けることが重要でしょう。
意図の重要性は「H6の意図・願望が最も重要で、楽しさはない」に書いてて結構好きな記事なのですが、あまり読まれてない、、。
夢が型共鳴なら一場面でいいかもしれない
私の夢はストーリー形式でなく切れ切れになったと書きましたが、もしかしたらストーリー形式にこだわらない方がいいかもしれません。
ストーリーで夢を見ても一場面に集中する、重要ポイントを発見する。
それは以前、夢は型共鳴で瞬間移動するように歩くという夢を見ましたが、瞬間移動なら夢はストーリー形式にはならないからです。
占星術はアストロロジーと呼び、アストラル体を描写したものとするなら、12サインには牡羊座から始まるストーリーがあり色とりどりのサビアンシンボルがあります。
しかしこれを統合する点、アストラル体の上位であるメンタル体は数字や図形、記号でストーリー性はなく、意図を意図で返すようなもの、骨は骨のみ、要点のみを伝えて、彩りの肉を省くのではと思うからです。
夢のロゴスを探すということですね。
日曜の12日は香川でむつう整体の講演会に行って2泊3日するので、ブログ更新はだいぶあきそうです。
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